濃いメン代表のゴンゾウです^^
「脱毛には副作用があるから気を付けた方が良いよ」
という噂をよく耳にします。
しかし、脱毛には本当に副作用はあるのか?
今回はそのあたりをホンネで語ってみました。
目次
脱毛に基本的には副作用はない。ただし・・・
まず結論から言いますと、脱毛に健康上の副作用というのはありません。
よく気にされるのが皮膚ガンですが、脱毛を行ったからといってガンになることはないし、他の病気にかかることもありません。
これはレーザー脱毛やフラッシュ脱毛の光は、皮膚の表面上付近にある部分までしか届かないからです。
なので、血管や内臓に直接影響を与えることはありません。
また、脱毛の光については皮膚ガンを引き起こす紫外線と違い、赤外線を使用するため安全です。
ほくろやシミに照射することを心配される方もいますが、サロンでは基本的にほくろやシミ、日焼け、アザ、傷、かさぶた、そばかすなどの部分には照射しないようにしています。
その他にも体への影響として、妊娠中の赤ちゃんに影響するのではないか、脱毛後に汗の量が増えるのではないか。
といった心配がされますが、これらにも影響しません。
ただし、妊娠中や授乳中の脱毛は避けた方が良いとされています。
その理由としては、妊娠中や授乳中はホルモンバンスが崩れる時期で脱毛効果が薄れるからです。
まぁ、濃いメンには関係のない話ですが、奥さんがやっている場合には教えてあげてください。
一方で、脱毛後に汗が増えるという説ですが、そんなことはありません。
脱毛後に汗の量を感じるという人は、今まで汗を吸い込んでくれていた毛がなくなったことにより、汗を感じやすくなっています。
特にワキ汗なんかは感じやすく、その汗が皮膚をつたって流れてくることで、汗の量が増えた錯覚することがあります。
しかし、実際には汗は増えてなく、ただ感じやすくなったというだけです。
このように、脱毛には健康上や体内に与える影響はありません。
ただし、脱毛には気を付けなければならないリスクもあります。
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レーザー脱毛は効果がない?その実態を調査してみた件
濃いメン代表のゴンゾウです^^ レーザー脱毛に効果がない説もあるけど、実際はどうなのか ...
こちらの記事にも書きましたが脱毛を行った場合、肌荒れ、毛嚢炎、多毛化、硬毛化、乾燥肌、シミ、火傷などのリスクもあるので気を付けてください。
脱毛法ごとに考えられる副作用とその対処法
脱毛には健康上の副作用はないと言いましたが、脱毛法ごとに考えられるその他の副作用とその対処法があります。
フラッシュ脱毛における副作用と対処法
・火傷
火傷が起きる原因としては必要以上の熱が加わっているからです。
なので、光の出力を必要以上に高くしない、1点に集中して照射しない、日焼け後や敏感肌、乾燥肌の場合は申しでるといった注意が必要になります。
施術をやる側と受ける側、両方が注意しなければならないということですね。
万が一火傷を負った場合は、軟膏などの処置や専門医の紹介などを受けて早めに手当てをすることですね。
・硬毛化と多毛化
脱毛した時にまれに、毛が太くなったり、増えたりすることがあります。
特にウブ毛などの薄い毛を脱毛する時にこういった症状が見られることがあります。
ハッキリとした原因は解明されてませんが、出力が弱すぎたり、光の熱量が毛に集まらなかったということも考えられるでしょう。
対策方法としては光の出力を切り替えたり、他の機材に変えてみたりすることです。
これらは施術師の判断にもなりますが、その他にもニードル脱毛に切り替えるといったこともできます。
・炎症を起こす
フラッシュ脱毛で最も多いのが肌の炎症です。
肌の炎症は火傷の一歩手間という状態で、肌の表面が赤くなりヒリヒリします。
その対処法としては、施術後に患部を冷やす、ローションを塗る、紫外線に肌をさらさない、軟膏を塗るといったことが挙げられます。
肌に炎症が起きた場合には、上記の処置をとって早めに治した方が良いでしょう。
※施術前の対処法
脱毛サロンにはパッチテストやテスト照射といったものがあります。
脱毛を行う前にパッチテストやテスト照射を行うことで、あらかじめ肌にどういった症状が出るのか確認しておくことができます。
また、何か心配なことがあれば、カウンセリング時にあらかじめ申告しておくことも重要です。
脱毛は施術する側も受ける側もそれぞれ協力した方が上手くいきます。
レーザー脱毛における副作用と対処法
・赤みや湿疹
レーザー脱毛終了後は、数時間から翌日にかけて赤みや湿疹が出ることもあります。
特に肌が弱い人にこの症状が見られるので、施術後にしっかりとケアする必要があるでしょう。
・むくみ
レーザー脱毛後は皮膚に炎症が起き、むくんでしまうこともあります。
炎症性むくみというものがありますが、数時間~3日程度で治ります。
むくみは顔や足などの血液が滞りやすい部分にリンパ液がたまって起きますが、レーザーを当てた場合はどこでも起きる可能性はあるようです。
・ニキビ
レーザー脱毛後に毛穴の部分にニキビのような白いものができる場合があります。
これはレーザーの光で皮膚のバリア機能が低下し、毛穴にダメージが与えられることによって、雑菌が感染しやすくなって起きます。
特にデリケートゾーンの脱毛で出やすい症状なので、もしできた場合は軟膏などの塗薬を塗って治すのがおすすめです。
・照射漏れ
照射漏れは施術する側の原因になりますが、脱毛機器の角度や照射の間隔によっては照射漏れが起きてしまいます。
照射漏れは光が当たっていないということですから、当然毛が残るということですね。
下手すると追加料金を取られることもあるので、気を付けた方が良いでしょう。
料金については事前のチェックが必要ですね。
なお、照射後すぐには抜けなくても、2~3週間後に抜け始めることもあるのでそれまで様子を見ながら、最終的に抜けなければサロンと相談といったことになります。
・その他
火傷、炎症、硬毛化、多毛化といった副作用もあります。
※レーザー脱毛における対処法
・カウンセリングをしっかりと行う
・施術後は冷やす
・お風呂やサウナを避ける
・日焼けをしない
・保湿する
・清潔を保つ
・サロンの保証やサービスを確認する
といったことが挙げられます。
ニードル脱毛における副作用と対処法
・内出血
ニードル脱毛では針を通すため、毛細血管を付いてしまった場合に内出血することがあります。
ただし、血管の壁には弾力性があるので通常は針の先端が血管を避けて通ります。
なので、内出血が起きるのは稀です。
もし内出血が起きた場合は、3週間以内に色は戻るのでそれまで刺激を与えたりすることは避けてください。
・皮膚が固くなる
ヒゲやワキなどの脱毛後に、皮膚が固くなったと感じる方もいます。
たしかに脱毛では皮膚にダメージを与えることもあるので、皮膚が固くなることもあります。
ただし、脱毛が進んでしばらくすると元の皮膚に戻るので心配いりません。
そのままにしておいて大丈夫です。
・皮膚の知覚障害
皮膚表面の神経組織が一時的に損傷を受けた場合、皮膚感覚が鈍くなることがあります。
また、脱毛後2~4週間経ってから脱毛部分にかゆみが生じることも。
これは傷ついた皮膚が修復している過程で起きることです。
皮膚感覚が鈍くなっても1,2ヶ月経てば自然と治るため心配ありません。
・リンパ腺障害
皮膚の中にしこりのようなものができて、押すと痛みが生じる場合はリンパ腺障害の可能性も。
リンパ腺障害が起きるのはまれですが、特に脱毛する本数の多い初期段階に多いと言われています。
ただし、症状が出ても抗炎症剤やマッサージすることで、1~3ヶ月以内には治るようになっています。
・埋没毛
脱毛が不完全でムダ毛にダメージを与えられていなかった場合、毛はまた生えてきます。
この時、毛がかさぶたなどで埋まってしまい、皮膚の中で伸びた状態のことを「埋没毛」と言います。
埋没毛はピンセットなどを使い毛先を取り出したあとに、再度脱毛する形になります。
自分で無理矢理毛を出そうとすると皮膚を傷つけてしまうこともあるので、そのままにしておいてサロンに任せた方が良いです。
・その他
赤み、むくみ、火傷、ニキビといった副作用もあります。
※ニードル脱毛の対処法
・当日はなるべく患部を冷やす
・患部に強い刺激を与えない
・お風呂やサウナは控える
・激しい運動は腫れが引いてから
・外出時は日焼けをしない
・数日間はお酒を控える
といったことが挙げられます。
まとめ
さて、今回は脱毛における副作用についてでした。
まず、脱毛における健康上の副作用はありません。
具体的には皮膚ガンや妊娠時に赤ちゃんに与える影響、汗量が多くなる、などいったことですね。
ただし、脱毛にはリスクがあるため気を付けなければなりません。
また、脱毛法ごとの副作用があって、それぞれにおける症状や対処法は覚えておいた方が良いでしょう。
詳しくは本記事内で確認してください。
こうして見ると脱毛には危険なことが多そうにも見えますが、1つ1つきちんと対処法を覚えておけば体に与える影響はありません。
安全に脱毛を行うためにも、しっかりとその辺りを把握した上で施術を受けてみてくださいね。
それでは今日はこのへんで~